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2)双方向性
Webがボーダレスに情報を発信するという表現をしましたが、実際には、情報やサービスを求めるユーザが主体的にインターネットを探索し、該当するWebに到達するというのが実際の流れになります。Yahooなどの検索サイトで興味のあるWebサイトを探索する際も、目的のWebに到達してナビゲーションしたり、商品を注文する際にも基本的にトリガーを引くのはユーザとなります。 この流れの中で、Webを適切に構築すれば、ユーザの操作や個々の特性に応じた情報やサービスを提供することが可能となります。このような特性を一方的に同一の情報を伝達するテレビなどのメディアに対比して、インターネットの双方向性と呼ぶようです。 もし多くの潜在顧客があるWebにアクセスしてくれ、そのWebがユーザの興味(操作)に応じて適切な情報を提供し、一定の比率のユーザが注文フォームに記入してくれれば、商品の受注までのプロセスは完全に自動化することができます。また受注後の処理も容易にシステム化できます。Webの開発や運用コストはアクセスユーザ数に大きく依存しないので、注文数が増えるほど単位注文あたりの販売コストは飛躍的に低下する「はず」です。ここにWebビジネスの大きな魅力があります。 また、あらかじめユーザにアンケートしてユーザのプロファイルを捉えることの他に、どのようなWebのどのページにどんな順番でアクセスし、どの商品を買ったかなどのユーザのWeb上での行動を記録することが容易に行えます。この結果から分析したユーザの特性に応じてWeb上でそのユーザに合う商品や情報を提示したり、Eメールで伝えるいわゆるOne To Oneマーケティングをシステム的に行えるという強い期待があります。 3)低コスト Webは従来の宣伝や広報のメディアと比較すれば、一般的に低いコストで利用することが可能となります。特に対象数が多くなればなるほど、単位あたりのコストは減少する傾向にあります。 たとえば、従来のカタログでは、印刷費や運送費、在庫などの費用が発生しますが、Web上の電子カタログでは、これらの費用は発生しません。またユーザへの連絡を電子メールで行う場合には、それが、数万通であろうとほとんど追加的な費用は発生しません。これはインターネットの通信費が単純に安いということではなく、ユーザやWeb運営者がそれぞれのISPに払う料金の中から広く薄く負担されているという構造による面も大きいといえます。 主に通信に関するコストについては、低コストですが、システムの構成機器とソフト、コンテンツとWebアプリの開発費、運用費用がかかります。さらにユーザを誘引するための既存メディアやWebでの宣伝費用には上限がありません。米国の多くの販売サイトが、これらの費用の負担のために赤字にとどまっているといわれています。 |
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