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3.設定の変更
ここまでの作業が終ればスクリプトは動きます.しかし,実際の運用前にいくつか設定しなくてはいけない事があります. なおPHP-Nukeでは,先ほどのconfig.phpが基本設定のほとんどを司ります.直接vi等のエディタで書き換えることもできます.英語が堪能な方やUNIXに慣れている方は,こちらの方法で設定していただいても大丈夫です.config.phpの中には随所に説明文が入っているので,あまり迷う事無く設定できると思います. あまりUNIXに詳しくない方やコマドラインに目眩を感じる方は,Web上で変更が出来ます.この場合は管理者画面で設定を行います.この場合は管理者画面で設定を行います(注5). ■管理者画面 早速,管理者画面を起動してみましょう.とその前に,プラウザの設定を確認してください.cookieの有効設定がオンになっている必要があります.これがオンになっていないとログイン状態が保存できないので,管理者画面の項目をクリックするたびにIDとパスワードを聞かれる事になります. 管理者画面を起動します.(図2) http://ドメイン/インストールしたディレクトリ/admin.php
![]() 図2 管理者画面へのログイン ただし,この管理者用ログインアドレスは,一般ユーザー画面からはリンクされていません.なお,管理者画面の初期IDとパスワードは,次のとおりです.
Admin ID:God
・管理者情報の変更 この初期管理者Godですが,実は削除できません.セキュリティのためにもログイン後,パスワードとユーザー名を変更することをお勧めします. 管理者情報の変更は管理者編集画面(図3)にて行います.Godの欄の情報の修正をクリックするとGodに関する情報が表示されますが,名前欄は変更できません.これは一般ユーザの登録時にも同じです.管理者登録時には起きないとは思いますが,一般ユーザ登録時にはこの名前が重ならない様に注意してください. ![]() 図3 管理者編集画面 ログイン時に使用したAdmin IDはニックネーム欄が該当します.この画面(管理者登録/新規ユーザー登録のどちらにも該当します)で,イチバン気をつけなければいけないのは,パスワード登録です.PHP-Nukeはパスワードの最大長が12バイトとなっています.これを超えるパスワード入力がされた場合には,なんの警告も発せずに13バイト以降をカットし,冒頭から12バイトまででパスワード登録をします.「これまでログインできたのに,パスワード変更したらログインできなくなった」とのクレームを受けた場合,この可能性が非常に高いのです. ・基本設定の変更 それではPHP-Nukeの基本設定を変更しましょう."一般項目"をクリックすると設定画面になりますので,各項目を設定してください.お馴染みの設定項目が多いので,あまり迷わないと思いますから,いくつか注意する項目だけ取り上げたいと思います. まず,サイトのURL(図4-1)は,PHP-Nukeをインストールした場所を絶対パスで正確に記入してください.PHPの仕様の問題になりますが,この記入を間違ったり,相対パスを入力すると,PHP-Nukeは正常に動きません. 現地時間のフォーマット(図4-2)は,/usr/share/localeを見て記入してください. ![]() 図4-1 基本設定(サイトのURL) ![]() 図4-2 基本設定(現地時間のフォーマット) Multilingual Options(図4-3)という非常にそそられる設定もあります.もちろん「日本語しか使わない!」って場合には全く意味のない設定項目ですが,使ってみたい機能の1つではないでしょうか.この機能をアクセスしてきた人の環境に応じて自動的にメニューなどの表示言語の設定をする機能です.つまり,英語環境でアクセスされた場合は英語で,日本語環境でアクセスされた場合は日本語で表示します。 ![]() 図4-3 基本設定(Multilingual Options) これを有効にするには,ここだけでの設定では不十分です."Blocks"をクリックすると出る画面(図5)で"言語"の項目を無効に設定し,ユーザが表示言語を選択できないようにしなければなりません.この"言語"項目が有効になっていると,"一般項目の設定"で設定した言語の設定や,ユーザの設定した言語が優先され,Multilingualが有効に機能しません。 バックエンドの構成(図4-4)項目は,XML/RDFの設定です.Backend Title欄にはサイト名などを入力してください.Backend Language欄は,生成されるHTMLの言語設定になります.執筆時ではEUC-JPと設定して使用しています.PHP-Nukeを動かすサイトの言語設定にあった指定をしてください. ![]() 図4-4 基本設定(バックエンドの構成) 画像オプション(図4-5)の項目は,相対パスの入力でOKです.ただし,最後に/をつけるのを忘れないで下さい.画像の一部が表示されなかったり,ユーザーの顔アイコンが表示されない場合はここの設定を見直して下さい. ![]() 図4-5 基本設定(画像オプション) 以上のようにすべての項目を設定し終わったら,変更の保存を押してください.加えられた変更はすぐに画面に反映されます. ![]() 図5 Blocks設定画面 |
(注5) この管理者画面で行った設定は,PHP-Nukeがconfig.phpを直接書き換えるというちょっと眉をひそめたくなるようなやり方で反映されます.
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