カスタムHTTPクライアントソフトの作成
ここでカスタムHTTPクライアントソフトといっているのは、HTTPプロトコルに従ってウェッブサーバと通信を行うプログラムのことです。いわばミニブラウザのようなものですが
ここではアプリケーションに応じて極めて制限された機能を持つものを想定しています。
イントラネットの重要な特長のひとつは、ブラウザ一本でアプリケーションを利用でき、クライアントの保守や整合性に時間やコストをとられないことです(*)。ユーザ独自のカスタムクライアントを作成することは、この優位さを損なう可能性があるので、注意を要しますが、うまく使えばメリットもあるように思えます。ここでは、弊社が実際に作成したケースをご紹介します。
(*)実際には、ブラウザの種類、バージョンにより、表示方法やJavascript等の動作の細部が異なり、システム構築にあたってこれらの点に配慮することが必要となります。
イントラネットの重要な特長のひとつは、ブラウザ一本でアプリケーションを利用でき、クライアントの保守や整合性に時間やコストをとられないことです(*)。ユーザ独自のカスタムクライアントを作成することは、この優位さを損なう可能性があるので、注意を要しますが、うまく使えばメリットもあるように思えます。ここでは、弊社が実際に作成したケースをご紹介します。
(*)実際には、ブラウザの種類、バージョンにより、表示方法やJavascript等の動作の細部が異なり、システム構築にあたってこれらの点に配慮することが必要となります。
1)イントラキットハイパートップ
オフィスアワーズは弊社が開発したイントラネット版勤怠管理アプリケーションですが、ここで出退社時間を入れるだけのためにいちいちブラウザを起動したり、あるいはずっと立ち上げているのはわずらわしいと考えられました。また出退社時間を入れ忘れることも現実に良く起きます。
そこで、この問題に対応するために、HTTPクライアントソフトウェアを作成し、オフィスアワーズに標準装備しました。名前をイントラキットハイパートップ(IntraKit HyperTop)と名づけました。(以下ハイパートップと呼びます。)
下図が、その画面です。機能としては出退社の登録の他、外出・離席の登録、社員の所在確認メニューを加えました。ここでハイパートップの動作について簡単に説明しましょう。

PCの起動時には、ハイパートップは自動的に起動し、ログインします。(*)ここでサーバのデータベースから出退社のデータを得て、退社状態であれば、下図の出社登録ダイアログを表示します。ユーザが出社ボタンを押すとその時の時刻がデータベースに登録されます。 また、PCをシャットダウンするときには、ハイパートップは出社状況であれば、下図の退社登録ダイアログを表示します。
(*)あらかじめ、ハイパートップをWindowsのスタートアップフォルダーに、ユーザ名、パスワードは設定メニューにより登録しておきます。

ここでサーバ側では、通常のブラウザを使用した時と同じCGIプログラムが動いています。もちろんクライアントを識別して、通常のブラウザと違う処理を行うことも可能です。ハイパートップはできるだけシステムの資源を使用しないように、C++で作成されOSに標準でない.DLL 等の補助ファイルを使用しないようプリミティブなレベルから GUIを作成しています。
そこで、この問題に対応するために、HTTPクライアントソフトウェアを作成し、オフィスアワーズに標準装備しました。名前をイントラキットハイパートップ(IntraKit HyperTop)と名づけました。(以下ハイパートップと呼びます。)
下図が、その画面です。機能としては出退社の登録の他、外出・離席の登録、社員の所在確認メニューを加えました。ここでハイパートップの動作について簡単に説明しましょう。

PCの起動時には、ハイパートップは自動的に起動し、ログインします。(*)ここでサーバのデータベースから出退社のデータを得て、退社状態であれば、下図の出社登録ダイアログを表示します。ユーザが出社ボタンを押すとその時の時刻がデータベースに登録されます。 また、PCをシャットダウンするときには、ハイパートップは出社状況であれば、下図の退社登録ダイアログを表示します。
(*)あらかじめ、ハイパートップをWindowsのスタートアップフォルダーに、ユーザ名、パスワードは設定メニューにより登録しておきます。

ここでサーバ側では、通常のブラウザを使用した時と同じCGIプログラムが動いています。もちろんクライアントを識別して、通常のブラウザと違う処理を行うことも可能です。ハイパートップはできるだけシステムの資源を使用しないように、C++で作成されOSに標準でない.DLL 等の補助ファイルを使用しないようプリミティブなレベルから GUIを作成しています。
2)販売データをモバイルで読む
カスタムアプリケーションとして、イントラネットで各拠点の営業が最新の販売データを読むシステムを開発しました。この時、課題となったのが地方の営業が外出先から携帯電話経由で販売データを読むのにどう対応したら良いかということです。携帯電話ではモデムスピードが9600BPSという制約があり、データ量が比較的大きいアプリケーションでは、通常のブラウザ経由の表示は実用上問題があります。
そこで、実験的にカスタムHTTPクライアントソフトウェアを作成しました。このソフトウェアでは、販売データを期間、地域、製品などにより検索して絞り込む機能、絞り込まれたデータをサーバよりダウンロードする機能、ダウンロードされたデータを所定の形式で表示する機能を持たせました。これにより、ユーザは必要なデータをオンラインでダウンロードした後、オフラインでゆっくりとデータを見ることができます。(下図参照)

このシステムでは、ウェッブサーバとしてOracel社製Web Application Server(WAS)を使用しており、サーバ側アプリケーションは、WAS上で動作するPL/SQLプログラムとして実装されています。クライアントからのHTTPリクエストは通常のブラウザのリクエストと同様に処理されます。
3)カスタムHTTPクライアントのメリット/デメリット
下図にそのメリット、デメリットを整理してみました。前述のように、カスタムHTTPクライアントの適用には注意が必要ですが、アプリケーションの特性に応じて適切に利用することにより、大きな効果も期待できます。ブラウザでは難しい自動処理やデータの配信などが必要なときにはひとつの代替案として検討する価値があると考えられます。

以上
そこで、実験的にカスタムHTTPクライアントソフトウェアを作成しました。このソフトウェアでは、販売データを期間、地域、製品などにより検索して絞り込む機能、絞り込まれたデータをサーバよりダウンロードする機能、ダウンロードされたデータを所定の形式で表示する機能を持たせました。これにより、ユーザは必要なデータをオンラインでダウンロードした後、オフラインでゆっくりとデータを見ることができます。(下図参照)

このシステムでは、ウェッブサーバとしてOracel社製Web Application Server(WAS)を使用しており、サーバ側アプリケーションは、WAS上で動作するPL/SQLプログラムとして実装されています。クライアントからのHTTPリクエストは通常のブラウザのリクエストと同様に処理されます。
3)カスタムHTTPクライアントのメリット/デメリット
下図にそのメリット、デメリットを整理してみました。前述のように、カスタムHTTPクライアントの適用には注意が必要ですが、アプリケーションの特性に応じて適切に利用することにより、大きな効果も期待できます。ブラウザでは難しい自動処理やデータの配信などが必要なときにはひとつの代替案として検討する価値があると考えられます。

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| (Nov 2,1999-Nov 9,2001) |
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